一般組織
この世界には、国家、宗教、企業など、強い影響力を持つ組織が存在する。
それぞれの組織は独自の目的や利害を持っており、探索者に協力することもあれば、時に障害となることもある。
ここでは、シナリオに登場しやすい代表的な組織について記載する。
政府・警察
この世界にも政府や警察は存在し、一般社会の治安維持を担っている。
ただし、怪異・魔術・神話存在などの理外に関わる事件は、通常の警察官では対処できないため、専門の部署や関係機関へ引き継がれることが多い。
彼らはあくまで国家と社会秩序を守るために動く組織であり、探索者に常に協力的とは限らない。
事件の隠蔽、証拠品の押収、関係者の隔離など、探索者にとって不都合な行動を取ることもある。
一方で、信頼を得ることができれば、情報提供や身柄保護、危険区域への立ち入り許可などの支援を受けられる場合もある。
特務殲魔課
統括官・黒鐘 仁のもとに編成された、理外の存在や超常事件への対処を専門とする政府直属の秘匿部署。
一般には存在を公表されておらず、表向きには別の部署や外部機関として活動している。
主な任務は、怪異の討伐、危険物の回収、事件の隠蔽、関係者の保護または拘束である。
所属員は高度な訓練を受けているが、全ての怪異に対応できるわけではなく、現場判断を誤ることもある。
探索者にとっては頼れる味方にも、厄介な監視者にもなり得る存在である。
病院
一般的な医療機関。負傷した探索者は、病院で治療を受けることでHPを回復できる。
この世界の医療技術は現実よりも発展しており、重傷であっても適切な治療を受ければ短期間で回復できる場合がある。
ただし、超常的な傷、呪い、神話存在による侵食など、通常医療では扱えない症状も存在する。
大規模な病院には研究施設が併設されていることもあり、表向きは難病や特殊外傷の研究、裏ではオカルトや理外の影響について調査している者もいる。
ルミエラ教
バチカン市国に本拠地である大聖堂を構える、世界最大級の宗教組織。
主神ルミエラを中心とした多神教であり、他の神を信仰する者でも入信は可能とされている。
教義の根幹は「悪しきものから人類を守ること」にあり、古くから魔を祓うエクソシストを擁してきた。
オカルトや怪異が実在するこの世界において、信仰と祈りは単なる精神的支柱ではなく、実際に理外へ対抗する力となる場合がある。
一方で、ルミエラ教は痣持ちを「前世で償いきれぬ罪を犯した者」とみなし、忌避する教義を持つ。
この考え方は多くの差別や迫害を生んでおり、教団内部でも強硬派と穏健派の対立が続いている。
現代では奇跡や聖術の存在は公にはされておらず、エクソシストたちは裏社会や秘匿された戦場で活動している。
現教皇・ルカ10世は表舞台にはあまり登場しない謎多き青年。
階級:教皇 > 大司教 > 司教 > 司祭 > 修道士・修道女
女神ルミエラ
ルミエラ教の創始者にして、世界的に知られる元聖女。
現在使われている暦は、彼女が生まれた年を起点としている。
不治の病の治癒、食糧の生成、悪魔祓いなど、数多くの大奇跡を起こしたと伝えられている。
しかし最期は弟子の裏切りによって処刑され、その死後、神の座へ昇華したとされる。
その逸話の多くは神聖視されているが、真実がどこまで脚色されているかは定かではない。
異端審問会
ルミエラ教に属する、異端者や怪異への対処を専門とした武装組織。
表向きには教義の調査や信仰上の問題を扱う機関とされているが、実際にはエクソシストや聖騎士を擁し、教団に仇なす存在を排除する実働部隊として機能している。
主な任務は、妖魔の討伐、敵対組織の討滅、教団内部の裏切り者や異端者の処断である。
彼らは偏った強硬派であり、教義のためなら法や世俗の権力を無視して行動することもある。
グリーディグリム商会
通称「グリグリ」と呼ばれる、世界的に有名な超巨大商会。
商会名の通り会長は代々グリムという名前を継承している。
コンビニ、ショッピングモール、物流、武器販売、警備、人材派遣など、非常に幅広い事業を展開している。
元はドイツで生まれた小さな武器商だったが、戦争のたびに規模を拡大し、現在では世界経済に強い影響力を持つまでになった。
金さえあれば多くの問題を解決してくれるが、その対価は必ずしも金銭だけとは限らない。