シナリオ中

シナリオ中に使用する、さまざまな共通ルール。

時間ルール

シティシナリオは、朝・昼・夜・深夜の4フェーズに分かれている。
行動時間や移動時間を加味し、基本的に1か所を訪れるのに1フェーズを要する。

1フェーズ中に行える行動の目安は、以下の通り。

  • 特定の場所へ移動し、簡単な聞き込みや調査を行う
  • 施設を利用する、買い物をする、休息をとる
  • 誰かと会話し、必要な情報を得る
  • 戦闘や大規模な調査など、時間のかかる行動を行うetc……

乗り物を使用した場合や、移動距離が短い場合は、追加で別の場所に寄ったり、簡単な行動を行ったりしてもよい。
ただし、長時間の調査・戦闘・儀式・潜入などを行った場合は、それだけで1フェーズを消費することがある。

睡眠ルール

探索者は、1日に1回は睡眠をとる必要がある。
前日に睡眠をとっていない場合、次の日からすべての判定にペナルティダイスが1つつく。
ちゃんとしたベッドや安全な寝床で睡眠をとった場合、HPとMPを回復することができる。
汚れている場所、野外、危険な環境などで寝る場合は、十分に休息できたかを確認するためにCON判定が必要となる。

HPは1回の睡眠で1D3回復する。
睡眠前、または睡眠中に十分な治療を受けており、〈医学〉に成功した場合、回復量に+1することができる。
MPは1回の睡眠で最大値分回復する。
ただし、安眠できなかった場合、MPの回復量は減少することがある。

MP代替ルール

スキルの行使においてMPが不足している場合、不足分をHPで代替して力を行使することができる。
HPで代替した分は、通常のダメージと同じように現在HPから減少する。
この処理によってHPが0以下になった場合、通常通り《瀕死》《気絶》の処理が発生する。

また、力を使用した後にMPが0のままだと、精神力を使い果たしたものとして《気絶》状態となる。
この《気絶》は、MPが1以上まで回復するまで継続する。

発狂ルール

恐怖や異常な体験によって、以下のいずれかの条件を満たした場合、探索者は《狂気》に陥る。

  • 一度にSAN値が5以上減少し、アイデアロールに成功した場合
  • 1日の間にSAN値がPOWの1/5以上減少した場合

《狂気》に陥った探索者は、状況に応じた一時的狂気、長期的狂気を発症する。
また、SAN値が0になった際の《狂気》は簡単に治すことができず、PCとしてはロスト扱いとなる。

死亡ルール

探索者が《瀕死》になった場合、次のラウンド終了時からCONによる死亡判定を行う。

このCON判定では、HPが0を下回った分のダメージ×5を成功率から引く。
例えば、HPが-3になっている場合、CON判定の成功率から15を引く。

成功率が0以下になる場合は、自動失敗となる。
死亡判定に失敗した探索者は死亡する。

死亡判定に成功した場合、ただちに死亡はしないが、《瀕死》状態は継続する。
以降もラウンド終了時に死亡判定を行う。
応急手当・医学・魔術・異能などによってHPが1以上まで回復した場合、《瀕死》状態から脱する。

幸運消費ルール

探索者は、さまざまな状況において幸運を消費することで、状況を有利にすることができる。
幸運を消費するかどうかは、基本的に判定結果を確認した後に決定してよい。

ステータスや技能の判定出目変更 消費:1につき1

自身のステータスや技能の判定の出目を修正することができる。
消費した幸運1につき、出目を1下げることができる。
判定結果を失敗から成功に変えることはできるが、ファンブルは消えない。
また、プッシュロール、成長ロール、SANチェック、幸運ロールなどには使用できない。

意識保持 消費:1、以降ラウンドごとに2倍

《気絶》《瀕死》《狂気》といった状態になった際、幸運を消費することで、1ラウンドの間だけ意識を保つことができる。
最初の消費は1。以降、ラウンド終了時に意識を保持し続けるかを決定する。
継続する場合、必要な幸運消費は2、4、8、16のように倍化していく。
意識を保っている間も、状態そのものが回復しているわけではない。

SAN値の減少半減 消費:SAN値減少量の2倍

SAN値が減少する際、幸運を消費することで、その減少量を半分にすることができる。
端数は切り捨てる。
この効果を使用する場合、消費する幸運はSAN値減少量の2倍となる。
例えば、SAN値が6減少する場合、幸運を12消費することで、減少量を3にできる。
恐怖耐性を所持している場合、まずこの幸運消費による半減を適用し、その後に恐怖耐性の効果を適用する。

生命力回復 消費:20

幸運を20消費することで、HPを即座に1D6回復させる。
この回復によってHPが1以上になった場合、《気絶》《瀕死》の回復処理も発生する。
ただし、死亡が確定した後にこの効果を使用することはできない。

パラダイムシフト

最大SAN値減少の合計値より現在SAN値の方が低い場合、その者の認識は異常に染まる可能性がある。
パラダイムシフトが発生した探索者は、常識や人間的な恐怖から少しずつ逸脱していく。
並大抵の恐怖や精神汚染で動揺することはなくなり、すべてのSAN値減少が半減される。
ただし、これは精神が強くなったのではなく、異常に慣れ、壊れ始めている状態である。